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上井邦裕、改名効果で1打差2位発進

<男子ゴルフ・ワンアジアツアー共催試合:インドネシア・プロ選手権>◇第1日◇27日◇インドネシア・ダマイ・インダ・クラブ(7156ヤード、パー72)

 

 【ジャカルタ(インドネシア)=岡田美奈】上井邦裕(31=三好CC)が「改名効果」で好発進した。8バーディー、1ボギーの7アンダー65とし、首位に1打差の2位につけた。昨季は故障に苦しみ、今季から登録名を「邦浩」から「邦裕」に変更。心機一転、ツアー初優勝を目指して迎えた新シーズンだった。首位は8アンダーのガレス・パディソン(ニュージーランド)で、松村道央(30)も1打差2位。

 

 最終18番こそ3パットボギーとしたが、上井はそこまでに8バーディーを積み上げた。「アイアンがよかった。パットも不安だったけど、ラインが読めた」。オフの合宿では安定感を欠いたが、前日の練習でようやく手応えをつかんだばかりという。「グリーンは難しいけど、いいところに乗せられた」と笑った。

 

 昨季は4戦連続予選落ちの後棄権など、苦しい時期が続いた。足底筋膜炎で左足の裏が痛み、歩くのもつらかった。ランニングでの体調管理もできず、風邪を繰り返す悪循環。そんな時に姓名判断をできる知人から「最悪。事故やケガがあるかも」と言われ、今季からの登録名変更を決めた。専門家3人に相談し、「裕」の字を選んだ。

 

 すっかり流れが変わったように、現在は「体調は問題なし」。オフは芹沢、藤田、宮本らと合宿を繰り返し、「よく打って、よく走って、よくトレーニングしました」。体重も2キロ増えてパワーアップした。

 

 昨年東建ホームメイト杯では最終日を首位で迎えながら2位に終わるなど、これまで優勝争いを重ねながらツアー未勝利だ。「今季も常に勝ちを意識していきたい」。開幕戦の初日にいきなり「改名効果」が出た形に、「でも、結局自分でやらないと。名前で勝てるわけじゃない」と、しっかり自分を見つめている。

 

 ◆上井邦裕(かみい・くにひろ)1982年(昭57)10月26日、大阪府生まれ。15歳でゴルフを始め、名古屋商科大時代に世界アマ代表。05年プロ転向。09年からシード選手。10年KBCオーガスタで「同一大会同一ホールで2度のホールインワン」を達成しギネス認定。友香里夫人は阪神の久保2軍投手コーチの長女。師匠は芹沢信雄。180センチ、78キロ。

日刊スポーツ 2014年3月28日の記事より抜粋

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